【地図】岩手県の奥州市の放射能・ホットスポット(放射線量)

【南股地区センター軒下、3.06】

岩手・奥州が調査した結果は以下のとおりです。

*以下、1時間あたりの放射線量。単位はマイクロシーベルト

・水沢公園 雨どい         1.80(5センチ上)
・江刺カルチュアパーク トイレ軒下 0.85(5センチ上)
・前沢保育所 園庭         0.52(50センチ上)
・前沢保育所 軒下         1.79(5センチ上)
・衣川中学校 体育館軒下      2.41(5センチ上)
・南股地区センター 施設軒下    3.06(5センチ上) 

以上、奥州市公式HPより。

岩手県奥州市の調査では、放射線量が高くなる傾向がある軒下などを集中的に計測しています。他の市ではあまり見受けられない調査への意気込みを感じます。周囲の放射線量が低いからといって安心せず、雨どい下や側溝もきちんと測定することが重要であると思います。

調査結果としては、東日本のホットスポットの中でも、きわめて高い放射線量が測定されました。中部大学の武田邦彦教授によれば、0.6以上で健康被害がでる数値、1.0以上で避難を考える測定値であるということです。速やかな除染対策が講じられる必要があると考えられます。

地図で場所を調べたい場合は次の地図が役に立ちます。

(地図)
詳細なホットスポット・マップ(早川由紀夫教授作成)
 *6月18日更新版では、奥州市放射線量がまだプロットできていないようです。

(地図)
詳細なホットスポット・マップ(上記の地図の元になっているマップ。とても重いです)
 *スペックの低いパソコンですとフリーズしますのでお気をつけください。


岩手日報による報道】

環境保全課によると、測定は6月28、29日に奥州、一関、金ケ崎、平泉、藤沢の5市町計11カ所で行い、携行型測定器サーベイメーターで地上5センチ、50センチ、1メートル付近を測った。

このうち、(中略)奥州市前沢区の前沢いきいきスポーツランドが同0・36マイクロシーベルト。地上50センチでは同市前沢区の南前沢グリーンパークで同0・43マイクロシーベルトを検出した。

一関、奥州で目標値超す 年間推定放射線量(岩手日報) より。


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